学部長のあいさつ
藤女子大学人間生活学部長
阿部 包
人間生活学部(花川キャンパス、通称「花キャン」)は、平成4年に誕生しました。 札幌市北区のすぐ隣、南北に長い石狩市の一番南にあります。毎年カッコウの初啼きが初夏を運んできます。
さて、みなさんは、QOLという言葉を聞いたことがありますか。人間生活学部のキーワードで、もちろんQuality of Lifeのこと。普通の「生活の質」という訳語よりも、わたしは「生き方の質」の方が好きです。これは、95歳を越えた今も現役で活躍しておられる日野原重明先生の表現です。 単純に言えば、QOLが向上すると人間は幸せになるのです。しかし、わたしのQOLの向上はわたし以外の人や社会のQOLの向上なしにはありえません。人間は社会的な動物だからです。人間は不思議な存在です。他の人が喜ぶ顔を見ると自分も嬉しくなります。他の人のために働いてはじめて自分が幸せになります。こうしたQOLの不思議を、いつか自分で実感してほしいと思います。まずは、花キャンがみなさんのために用意している多様な科目を真剣に学んでください。それによって、変動著しい現代社会の様々な課題をしっかり受け止め、そして解決するために必要な知恵と方法を身につけることができます。
学科は3つありますが、それぞれがQOLの向上への異なったアプローチを示しています。詳しくは各学科のページを御覧ください。好奇心と学ぶ意欲に溢れたみなさんをお待ちしています。
人間生活学部の紹介
現代社会の複雑で困難な課題に深く関わる
現代社会には環境汚染、生活習慣病、高齢化社会、少子化といったさまざまな課題がもたらされています。これらの課題は従来の科学や学問の枠組みだけでは解決は困難です。一方向からの見方のみではなく、さまざまな考え方を横断し、統合できる柔軟な志向が求められているのです。そこで人間生活学部は、これまでの学問を『人間生活(ヒューマン・ライフ)』という身近な視点でとらえ直し再構築する事を目的にした学部です。本学部は「人間生活学科」「食物栄養学科」「保育学科」の3学科から構成されてます。

